飲み放題の元は取れるのか?ミライザカで一人でガチ検証してみた【全7杯・120分】 | 【公式】ミライザカ|居酒屋 唐揚げ
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飲み放題の元は取れるのか?ミライザカで一人でガチ検証してみた【全7杯・120分】

2025.11.11

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「飲み放題の元って、本当に取れるの?」
誰もが一度は考えたこの疑問を、実際にミライザカで検証してみた。
挑戦者は平日夜、一人。頼んだのは単品飲み放題(120分・税込1,980円)。
※単品飲み放題ってそもそもなに?という点についてはこちら

 

生ビールから始まり、レッドブルウォッカ、粋ジンソーダまで――
果たして“金額的な元”は取れたのか?
そしてその先にあった“本当の元”とは。
数字とリアルな気持ちで追った、平日夜のドキュメント。

 

 

 

はじめに|“元を取る”って、どこか男のロマン

 

SNSで「飲み放題の元なんて取れない」と言い切る投稿を見かけるたびに、心のどこかで反発していた。
たしかに、普通に考えれば利益が出るように設計されているのが飲み放題だ。
けれど“元を取る”って、単に金額の話だけじゃない気がする。 自分なりに納得できる“満足の基準”を見つけたい。
そう思った水曜日の夜、仕事帰りにミライザカへ向かった。

週の真ん中というのに、店内はなかなかの賑わい。
グループ席はすべて埋まり、案内されたのはカウンターの端。
平日だから空いているだろう、なんて油断していたけれど、 この雰囲気もまた悪くない。
ひとりの客がぽつぽつと並び、
みんなそれぞれの“お疲れさま”を味わっているようだった。

今回のミッションは明快だ。
単品飲み放題(税込1,980円)で、どこまで“元”を感じられるか。
コースに付いてくる飲み放題ではなく、ドリンクだけで挑戦するガチの検証。
時間は120分。
そしてルールはひとつ――無理せず、楽しみながら限界まで飲む。

席に着き、メニューを開く。
そこには60種類を超える圧巻のラインナップ。
生ビール、ハイボール、レモンサワー、カクテル、日本酒、焼酎、
さらには宇治抹茶ハイなどの変わり種まで揃っている。
「これだけ種類があるなら、飽きることはなさそうだな」
少しだけテンションが上がった。

単品価格もざっと確認してみる。
生ビール中ジョッキは税込328円。
ハイボールやレモンサワーは400円前後。
つまり、1,980円の飲み放題で“元”を取るには
6杯以上飲めば、数字上は勝ちだ。
だが、実際に2時間で6杯以上を飲むとなると、
ペース配分と体調管理のバランスが問われる。
「単価を上げる戦略」も必要になりそうだ。

注文ボタンを押す指先が、少しだけ緊張する。
一杯目はもちろん、生ビール。
ほどなくして届いたグラスは冷え冷えで、
表面には細かな泡が白く光っている。
照明に反射する琥珀色が、まるで「お疲れさま」と語りかけてくるようだ。

「いただきます」
ひと口。
喉を通る瞬間、泡の苦味と炭酸の刺激が駆け抜けていく。
その一瞬だけで、今日の疲れがすっと消える。
この感覚こそ、飲み放題の“最初のご褒美”だ。

だがすぐに現実的な計算が頭をよぎる。
このビール、単品で328円。
1,980円の壁を越えるには、あと5杯。
「まだ道は長いな……」と心の中でつぶやく。

お供に選んだのは、うずらスモークとサーモンチーズドーム。
塩気と燻製香で、序盤を心地よく進める作戦だ。
ところが店員さんが申し訳なさそうに言う。
「すみません、サーモンチーズドームは本日売り切れでして。」
開始10分でいきなり計画変更。 思わず苦笑いしながら、「まあ、うずらだけでもいけるか」と気を取り直す。

 

うずらスモークは期待通りの安定感。
ほのかな燻香と塩味がビールの苦味を引き立てる。
この組み合わせだけで、すでに小さな“勝利”を感じた。
飲み干したグラスをテーブルに置くと、
底に残った泡がゆっくりと消えていく。

時計を見ると、まだ開始15分。
「焦るな、あと105分ある。」 そう言い聞かせながらも、
頭の中ではすでに次のドリンクを思案している。
飲み放題の醍醐味は、“次は何を飲もう”と考える時間そのものだ。
少しずつ体が温まってきた。
この先、どんなペースで、どんな順番で攻めるか。
小さな戦いが始まった。

 

スタートダッシュ編|一杯目の余韻と“単価の壁”

 

一杯目の生ビールを飲み干して、
ようやく体が「仕事モード」から「飲みモード」に切り替わった。
泡の苦味が舌に残る。
「さて、次はどう攻めるか。」 メニューを見つめながら、早くも小さな戦略会議が始まる。

二杯目は無難にいこう。
迷った末にレモンサワーを注文。
この選択には深い理由はない
ただ、平日の夜に飲むレモンサワーほど、背伸びしない幸せはない。

 

ほどなくして届いたのは、銀色のアルミタンブラー。
側面には「こだわり酒場のレモンサワー」というロゴがくっきりと入っている。
氷がグラスの中でカランと鳴る音が心地よく、
手に取ると、冷たさがじんわりと伝わってきた。
見た目はシンプルで、レモンの実物は入っていない。
けれど、飲んでみるとしっかりレモンの香りが立ち、
酸味がキリッと喉を走り抜ける。
「うん、間違いない。」 その爽快感だけで、仕事の疲れがどこかへ消えていく。

ただ、同時に冷静な計算も頭をよぎる。
このレモンサワー、単品価格は税込438円。
最初のビール328円と合わせても、まだ700円ちょっと。
飲み放題1,980円の壁までは遠い。
「これは…無難すぎたか?」
数字に追われる自分に、思わず苦笑する。

ここで気分を立て直すべく、
キャンペーンメニューにあった“おすすめ・3種きのこの肉巻き串”を追加注文。
こういう限定メニューを見ると、どうしても試したくなる。
「よし、単価を上げて流れを変えよう。」

待っている間、タンブラーの表面が少しずつ水滴で濡れていく。
隣の席では、スーツ姿の男性が一人黙々と唐揚げを食べていた。
その姿を横目に、ふと「一人飲みって意外と悪くないな」と思う。
自分のペースで飲み、食べ、考える時間。
“元を取る”とは違う種類の充実が、静かに染みてくる。

 

肉巻き串が到着した。
湯気の向こうから、肉の香ばしい匂いときのこの旨みが立ちのぼる。
ひと口かじると、意外にも軽く、塩気がちょうどいい。
レモンサワーの酸味とぶつからず、むしろ後押ししてくる。
これならあと数杯、いける気がしてきた。

時計を見ると、まだ開始30分。
このペースで2杯。悪くない滑り出しだ。
ただ、数字的にはまだ半分も届かない。
“元を取る”には、もう少しギアを上げる必要がある。

「よし、ここからは単価勝負だ。」
そう心の中で呟きながら、メニューを再び開く。
視線は自然と上の価格帯に向かう。
目に留まったのは――中瓶。
単価は税込548円。
ボリュームも満足度もある。
胃への負担は少し大きいけれど、
飲み放題という制限時間の中では、攻めに出るタイミングだ。

 

三杯目、中瓶をオーダー。
運ばれてきた瓶のラベルが光に反射して美しい。
栓を抜くと同時に立ち上るホップの香りに、少し背筋が伸びる。
グラスに注ぐと、泡が静かに立ち上がる。
「やっぱり瓶は雰囲気が違うな。」

一杯目の生ビールよりも少し苦味が強く、
口当たりもしっかりしている。
飲むたびに“飲んでいる実感”が積み重なっていく感じがした。
これなら“単価の壁”を少しは越えられそうだ。

ただ、思った以上にボリュームがある。
途中で一息つきながら、ふと気づく。
「まだ30分しか経ってないのに、もうお腹が温かい。」
飲み放題は“時間との戦い”だけでなく、“胃袋との戦い”でもある。

グラスの底が見えてきたころには、
少しだけ達成感と、ほんの少しの不安が混ざっていた。
「このペースで2時間、持つのか?」
でも同時に、「まだいける」という謎の自信も湧いてくる。

 

飲み放題の醍醐味は、この“ちょっと無謀な挑戦心”かもしれない。
時計を確認すると、ちょうどスタートから45分。
3杯で約1,300円分。
数字的にはまだ遠いが、心はすでに“挑戦モード”に入っていた。

ここからが本番だ。
そろそろ本気で“元”を取りに行こう。

 

中盤戦|単価勝負に出た夜、ギアが上がる

 

中瓶を飲み終えた頃、時計の針はスタートから45分を指していた。
炭酸と苦味でお腹がじんわり温かい。
「さて、ここからどう攻めるか。」
3杯で1,300円を超え、数字的には飲み放題1,980円の“半分ライン”を突破。
ここからの一手で勝負が決まる。

選んだのはレッドブルウォッカ。
単品価格は税込768円。
ドリンクメニューの中でもトップクラスの単価を誇る、まさに“切り札”だ。
「これを飲めば一気に近づくはず。」
心の中で小さくガッツポーズをしながら注文を入れる。

 

運ばれてきたのは、レッドブルの缶とウォッカの入ったグラス。
自分で割るスタイルらしい。
缶を傾けると、グラスの中で炭酸が勢いよく弾け、
甘い香りがふわりと広がる。
注ぐ瞬間の音が心地よくて、まるで儀式のようだった。

ひと口。
思っていた以上に軽やかで飲みやすい。
レッドブル特有の甘みとウォッカのキレが絶妙で、
気づけばグラスの半分を一気に空けていた。
「これは危険なうまさだな。」
炭酸が喉を突き抜け、頭の芯が熱を帯びる。
気分も体もギアが一段上がった。

BGMのリズムに合わせて照明がわずかに揺れ、
周囲の声が遠くに感じる。
「これぞ飲み放題の中盤戦」と言いたくなるような高揚感。
レッドブルウォッカは、金額的にも気分的にも
今夜の“山場”をつくる一杯だった。

ただ、勢いの裏で、胃が少し重くなってきた。
「ここで一息つこう。」
次に選んだのは、宇治抹茶ハイ。
強い炭酸のあとに、落ち着いた苦味が欲しかった。

 

グラスの中のやわらかな緑。
ひと口含むと、抹茶の香ばしさと焼酎の丸みが舌に広がる。
今までの勢いがすっと鎮まり、静かな時間が戻ってくる。
この切り替えの瞬間がたまらない。
飲み放題の中にも、ちゃんと“緩急”がある。

 

つまみに頼んだ半熟卵のポテトサラダも絶妙だった。
まろやかで、抹茶ハイの渋みによく合う。
口の中がリセットされていく感じが心地よい。
「元を取るって、焦って計算することじゃないのかもしれない。」
そんな考えがふと浮かぶ。
数字を追うより、“今うまい”を積み重ねる方がずっと楽しい。

 

5杯目を飲み終えたころ、店内のざわめきが少し落ち着いてきた。
カウンター越しに厨房を覗くと、
調理スタッフが片付けに入り始めている。
「そろそろ終盤か。」
そう思いながら、次の一杯を探す。

ここで6杯目。
締めへの助走として選んだのは、やっぱり定番のジムハイ。
税込218円。
ここまで単価勝負で走ってきた反動か、
最後の直線に向けて、原点に戻りたくなった。

 

 

運ばれてきたハイボールのグラスは、氷の音がカランと鳴り、
レモンの香りがほんのり漂う。
ひと口。
スッと喉を抜ける軽さ。
余計な飾りがない分、飲むたびに「帰ってきた」感じがする。
「結局、これが一番うまいんだよな。」
誰に向けるでもなく、心の中でつぶやいた。

6杯目を飲み干したころ、スタッフが笑顔で声をかけてきた。
「すみません、ラストオーダーになります。」
時計を見ると、ちょうどスタートから90分。
残り30分。
ようやく“ラストスパート”に入る時間だ。

ここまでで合計2,700円超。
数字の上ではすでに1,980円の飲み放題をクリアしている。
「やったな。」 そう思いながらも、満足よりも静かな達成感が広がる。
金額だけじゃない、“やり切った”という気持ち。

レッドブルウォッカで跳ね上がり、
抹茶ハイで落ち着き、
ジムハイで原点に戻る。
この三連コンボで、心も体もちょうど整った気がした。

あとは、粋に締めるだけだ。

ラストオーダー|“粋ジンソーダ”で締める夜

スタッフからラストオーダーの声がかかったのは、
ジムハイを飲み干した直後だった。
時計を見ると、スタートから90分が経過。
残り30分。
この2時間の戦いも、ついに最終局面を迎えた。

グラスを置き、深呼吸する。
ここまで6杯。
計算上はすでに飲み放題1,980円を大きく超え、
合計2,700円を突破している。
「数字的には勝ち。けど、締め方次第で今日の印象は変わる。」
そんなことを考えながら、最後の一杯を選ぶ。

 

迷いはなかった。
ミライザカが推している“粋ジンソーダ”。
名前の響きも、今の気分にちょうどいい。
最後は派手さよりも、きれいに締めたかった。

ほどなくして運ばれてきたグラスは、
澄んだ透明の液体の中で氷が静かに回っている。
ミントの香りがほのかに漂い、
アルコールの鋭さよりも爽やかさが先にくる。
「これだな。」
ひと口飲むと、軽やかに喉を滑り抜けていった。
飲み疲れた体に、ちょうどいいリズム。
派手さはないが、潔い。まさに“粋”の名にふさわしい一杯だった。

ここまでで7杯。
最初のビールから考えると、だいぶ遠くまで来た気がする。
飲み放題の数字上の“勝ち負け”よりも、
自分の中で「やり切った」と思える感覚が残る。
この満足感こそが、たぶん本当の“元を取る”だ。

そして、締めには甘いものが欲しくなった。
メニューの中で目に止まったのは、
“有機紅はるかのカヌレ”。
ワタミファームで育てられた素材を使ったという説明を読んで、
なんとなく、最後はこれだと決めた。

 

小皿に乗って運ばれてきたカヌレは、
ほんのり温かく、表面は香ばしい焼き色。
フォークで割ると、外は固めだが、中はしっとり。
一口かじると、さつまいものやさしい甘みが広がった。
レッドブルウォッカやジンソーダで刺激された口の中に、
ゆっくりとした余韻が戻ってくる。

「これ、うまいな。」
声には出さなかったけれど、自然に笑みがこぼれた。
ここまでの2時間、グラスを重ねるたびにいろんな感情が動いた。
焦り、達成感、そして今は静かな満足。
最後にこのカヌレを選んでよかった。

ジンソーダを少し残して、もう一口。
喉を通る爽やかさの中に、さつまいもの甘さが溶けていく。
その対比が妙に心地いい。
「お疲れさまでした」と言わんばかりに、
グラスの中の氷がカランと鳴った。

時計を見ると、残り5分。
カウンターの向こうでは、スタッフが片付けを始めている。
他の席では会計を済ませる人たちの声が響く。
一人で過ごすこの静かな時間に、
「これも悪くないな」と思った。

 

最後のひと口を飲み干し、
ゆっくりとグラスを置く。
飲み放題の数字はすでにクリアしている。
でも、得たのは金額ではなく、この2時間そのものだった。
一人で挑戦して、一人で笑って、一人で満たされる。
“元を取る”って、案外こういうことかもしれない。

 

総括|“元を取る”とは、満足を測ること

7杯、120分。
合計金額にすればおよそ3,000円分。
飲み放題1,980円の勝負は、文句なしの“黒字”だった。
けれど、財布よりも心が軽くなった気がする。

数字で見る“得”よりも、
時間の使い方で感じた“得”の方が、ずっと価値があった。
静かに終わる水曜の夜。
ひとりの挑戦としては、十分すぎる結果だ。

次に誰かと来たとき、
この2時間の話を笑いながらしたい。
「飲み放題で元、取ったことある?」って。

 

ミライザカの飲み放題メニューはこちらの最下部より

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